収納棚を選ぶときに注意する点とは?

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オフィスで収納する棚を選ぶ時、どんな棚が必要なのかわかりにくい事がありませんか?

 

棚選びの基本から着目点などを説明しながら紹介していきます。

 

棚の種類

棚の種類を大まかに分けてみました。

 

大きさや組み合わせ等によって様々な棚があります。

 

用途にあわせた棚選びをしましょう。

 

 

 

 

オープンタイプの棚

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書類等の出し入れを頻繁に使用する場合に便利です。
セキュリティー等に問題なければ多様しても良い棚です。

 

 

 

 

高さ調整できる棚

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スチールラックが代表的です。
ややチープにみえてしまうこともありますが、汎用性が高く便利です。

 

 

 

デザイン性がある棚

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書類を置くだけでなく、置物をおいたり飾りを置いたりするといいかもしれません。

 

 

 

 

 

扉がある棚

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きっりとしまう場合には、扉付きが安心です。

 

ガラスタイプや鍵付きなどもあります。

 

 

 

 

各種書類を入れる棚

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書類整理には必須の棚です。

 

 

 

 

複合タイプの棚

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いろいろな組み合わせが考えられます。

 

用途にあわせた組み合わせにすることが可能です。

 

 

棚を選ぶ時の基本情報

棚を選ぶ時の基本となる情報です。

 

棚のスペック、棚を置く場所、収納物の情報が必要となってきます。

 

 

 

外観の大きさ

高さ、幅、奥行きがあります。
前開きの扉がある場合は、開けた時の必要空間も考慮に入れる必要があります。

 

特に隙間ぴったりに棚を入れたい時などはミリ単位まで図っておく必要がでてきます。

 

2.3ミリでも棚が大きいと入らないといった状況になるので注意しましょう。

 

 

部屋の大きさ

 

オフィスの大きさを完全に把握しておきましょう。

 

棚を置くオフィスの大きさも図ります。

 

ドアの場所と大きさ、窓の高さ、エアコンの位置も場合によって必要となります。

 

 

 

個数

収納する多さによって棚の個数も変化します。

 

1つの棚で完結させる必要はありません。

 

棚の容量と個数の合計が収納可能な空間です。

 

容量は余裕をもつことが重要です。

 

 

 

材質

オフィスにあった材質を選びます。

 

基本はスチール製です。

 

収納するものによっては木製の方が優れていることもあります。

 

収納するものによって決定しましょう。

 

 

 

 

用途

 

棚をどういう用途に使うか、つまり棚になにを入れるかを把握しておきましょう。

 

ファイルの大きさ、本の大きさ、箱の容量等です。

 

すべてを把握する必要はないでしょうが、目安となります。

 

また、他の人に相談する時に必ず聞かれる項目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性能

棚に付随する性能が必要かどうかを判断しましょう。

 

可動式

使用頻度の少ないものを棚にいれるなら、可動式の棚を検討してみてもよいでしょう。

 

棚を置く場所のスペースがぐんと減ります。

 

 

ドアの開き

スライド式、開き扉、引き出し式、オープン式等があります。

 

 

鍵付きの棚もあります。

 

重要なものを入れる際には必須です。

 

 

重さ

通常は重さまで考慮する必要はないでしょうが、OAフロア等では重量によっては歪みが生じます。

 

特に重い場合は注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

項目

棚の基本情報を整理したら、いくつかの判断材料から決定していきます。

 

その判断材料を説明していきます。

 

 

汎用性

仕様用途が広いかどうかも判断材料になります。

 

きっちりと、特定ものを特定の場所にしまう場所が欲しいと明確ならば汎用性は不要です。

 

大きさの不ぞろいの資料を収納したい、空いた小箱を入れておきたい等のいろいろ使える収納スペースが欲しいときに検討してみましょう。

 

 

 

調度色

棚の色です。オフィスにあった色を選びましょう。

 

通常は、白からグレーが基調となります。

 

黒やウッド調もアクセントしても良いかもしれません。

 

もちろん、統一性は必要なので現在あるオフィス家具と見比べて決めましょう。

 

 

 

 

管理

棚を管理するにあたって、使用頻度等の情報も考慮に入れておきましょう。

 

頻繁に使用する棚ならば、オープンタイプの棚。

 

ほとんど使用しない資料を収納するならば、移動式の棚。

 

来客もあるオフィスなら、扉や鍵が付いた棚。

 

このように状況に応じて棚を選ぶ必要性もでてきます。

 

 

 

 

 

組み立て

棚を注文すると自分で組み立てるタイプの棚が郵送されてくるともあります。

 

購入の際には注意するべき項目の一つです。

 

 

 

 

 

 

デザイン

オフィスにあったデザインにしましょう。

 

また、デザイン性が高くなると収納できる容量が減っていく傾向にあります。

 

 

 

 

 

揺れ対策

地震などの揺れに対する対策があるかどうかも考えておきましょう。

 

棚そのものを固定するのか、棚の中も落ちないように対策するのかを決めておきます。

 

後付けて壁に固定する資材もあります。

 

 

 

レイアウト

棚を配置する前にレイアウトしておくとスムーズです。

 

その際は、横幅だけでなく奥行きと高さも考慮しておきましょう。

 

 

 

その他の項目

 

 

増えていくものを予測

 

保管期間が決められている資料など、処分できずにだんだんと増えていくものは多いと思います。

 

増えそうなものの大きさの入る棚のスペースが多いものを選択しましょう。

 

それを踏まえた上で、収納スペースを考えると効率的です。

 

 

 

 

減らせるものを予測

 

電子化も進んでおり、不要になっていく書類もあるかもしれません。

 

今後増えないと予測できる場合は、棚選びも簡単になるでしょう。

 

 

 

使用頻度の管理

 

使用頻度の高い書類等は目線のやや下あたりに収納すると便利です。

 

逆に使用頻度の低いものは、足元や高めのところに収納します。

 

そのイメージをもって棚を選ぶと、業務の効率が上がる棚が選べるのではないでしょうか。

 

よくある失敗例

棚選びの一連の作業をすると、思わぬ失敗もあります。

 

なぜ、失敗したのかを考えて回避していきましょう。

 

 

 

搬入中に棚を落とした

なれないものを持つと、注意力が下がり視界も悪くなりがちです。

 

一人で持たずに二人で持ちましょう。

 

 

 

搬入中に壁にあたって傷がついた

空間に余裕がないところで運ぶ場合は、角にクッション材をはっておく等の処置をしておきましょう。

 

 

 

以前の棚を移動させたら床に跡がついていて気になる。

 

床の修理をするのがベストです。

 

また、その上からカーペット等を敷いて隠す方法等があります。

 

 

 

 

書類を立てておきたいのに、横になってしまう。

 

仕切りや本立てがないと倒れます。

 

仕切り板も同時に購入するなどの対策が必要です。

 

 

 

書類が棚の中で倒れるとドアがあかなくなる。

 

ファイリングした物など、硬いものがスライド式のドアにひっかかる場合があります。

 

倒れないようにするか、オープンな棚に移動するかです。

 

 

 

棚の中の書類が繁に倒れるので、横にして積むことにした。

 

見た目も出し入れの効率も悪くなる方法です。

 

可能な限り倒れない工夫をする方向性がよいでしょう。

 

 

 

大きい棚にしたら、椅子がぶつかって傷がついた。

 

棚を搬入したらレイアウトも見直すべきです。

 

 

 

扉の角が頭にあたった。

 

棚の置く位置を考慮しておく必要があります。

 

扉を開くタイプの棚は、開いた時の空間も必要です。

 

 

 

棚の鍵がなくなった

 

搬入や組み立ての際にどこにしまったか忘れるケースがあります。

 

あらかじめ鍵を見かけたら保管するなどの方法を用意しておきましょう。

 

 

 

おなじ型の棚とおもったら、少しサイズが違った。

 

高さや幅は正確に計測しておきましょう。

 

ミリメートル単位まで必要です。

 

 

 

使わないファイルを一番取り出しやすい位置に置いてしまった。

 

重いファイルを整理した後は、失敗とわかっていてもなかなか再整理できないものです。

 

事前に計画しておきましょう。

 

 

 

棚を隙間のスペースに入れるつもりが、入らなかった

 

事前に大きさを測っておくのはもちろんですが、ぴったりすぎても入らないことがあります。

 

 

 

オープンたいぷの棚がほこりっぽい

 

オープンタイプの棚の欠点の一つです。ついたホコリはこまめにホコリをとるしかありません。

 

使用頻度が高ければ高いほどほこりはつきません。

 

普通の扉の棚に移動することも検討しましょう。

 

 

 

棚から嫌な音がでる

 

特に組み立て式の場合、一部のネジやナットのゆるみで音がする場合があります。

 

締めなおしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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