オフィス空調のよくある悩みとは

空調は実際にそのオフィスで働いていないと何が良くて何が悪いのか判断が難しいです。

 

間取りには空気の流れは説明してありませんし、利きの良さもわかりません。

 

季節、時間、雨等の条件でも快適に部屋を維持するのが空調の役割ですが、一定の条件下で困ったことが起こることもよくあります。

 

そんな事例を紹介していきます。

 

原因がわかれば解決策も見つけやすくなります。

 

空調が効きづらい

空調が効きづらい原因はさまざまです。

 

例えば、部屋が大きすぎると効きづらいという例もあります。

 

また、オフィスビルの構造状、冬は寒く夏は暑くなりがちです。

 

こういった複数の事が重なって、計算上は適正なエアコンを設置しているのに効きづらいという事になります。

 

主な原因を挙げていきます。

 

 

部屋の天井が高い

暖かい空気は上に上がります。このため、天井が高い部屋は温めるのに時間がかかります。

 

サーキュレーター等で空気を循環させる必要があります。

 

冬場に扇風機状態にならないように、オフィス内の人の意見を聞きながらしましょう。

 

 

 

エアコンのパワー不足

オフィスの移転等でエアコンを持ち出したりすると、部屋の大きさとエアコンの性能があっていないことがあります。

 

明らかにエアコンのパワー不足を感じた場合は、買い替えや他の暖房器具(寒い場合)の設置を検討しましょう。

 

 

 

 

 

エアコンの仕様

外気温度が暑すぎたり寒すぎたりすると、通常通りに動かない場合があります。

 

冬の場合は、他の暖房器具を用意すると良いでしょう。頻繁に正常に動かない場合は買い替えしかないかもしれません。

 

 

 

断熱材がほぼない

オフィスによっては断熱材がほぼなく、コンクリートの温度がオフィス内に反映されてしまうことがあります。

 

床の素材もコンクリートに塩ビ床だと外の温度に影響されやすいです。

 

 

 

断熱対策がない窓が多い

室内の気温の変化は窓からの影響が大きい場合があります。

 

暑さ対策の場合は、外側にミラーフィルムを貼ると効果的です。

 

寒さ対策は断熱ガラスフィルムがあります。

 

 

 

エアコンの老朽化

仕様通りの性能が発揮できていない時は、エアコンの老朽化も考えられます。

 

修理交換を視野に入れてメンテナスしてみましょう。

 

 

 

 

 

空気がうまく循環していない

 

暖かい空気は上に行きます。

 

同じ方向でエアコンを入れていると、空気の循環が単純になります。

 

そのため、単に暖かい空気が上にいくだけのオフィスとなってしまい、寒さを感じることがあります。

 

サーキュレーター等を使ってうまく循環させると良いです。

 

 

 

オフィス内で温度差のムラがでている

 

エアコンの性能がそこそこ良いと、適正温度に達したと判断してパワーを自動で落としまうことがあります。

 

オフィスの奥は暑いのに、入口付近は寒いといった状況になることも考えられます。

 

寒いのに、エアコンが切れてしまったという事にならないように、オフィスの温度を場所によって測定しましょう。

 

 

 

 

 

 

風が直接あたる

エアコンの下にデスクをおいてしまうと、風が直接あたってしまいます。

 

それが問題ないのならばかまいませんが、多くの場合は問題になります。

 

暑い寒い以前に、書類がとんでしまったりもします。

 

また冷房の場合、そよ風レベルでも寒いと感じてしまう人も多いです。

 

 

 

エアコンの風程度と思うかもしれませんが、かなり重要な問題です。

 

風を受けている当人は常にストレスを感じることになるので、まったく仕事に集中できなくなります。

 

しかも他人からすればなんでストレスを受けるのかが理解できない状況でもあります。

 

同じ職場にいながら、当人以外には理解されない苦痛が続くわけです。

 

風の向きは特に注意しましょう。

 

 

 

オフィスのレイアウトを見直す必要性があります。

 

机の位置を変更する。パーテーションを設置するなど、完全に解決する方法をとりましょう。

 

 

 

 

 

音がきになる

空調だと音がするのは当たり前ではありますが、音によっては不快となります。

 

よくある不快音としては、モーター音に重なるカラカラ音や定期的になるキーっという高音があります。

 

なり始めたら自然に治ることはないので、早めに修理したほうが得策です。

 

 

 

換気がうまくいっていない

窓の大きさや出入り口の位置等で換気が効率的にできない場合があります。

 

サーキュレーター等をつかって空気を循環させましょう。

 

サーキュレーターを回すだけでも良いのですが、空気循環のイメージとして部屋の中の空気を外へ出すのではなくて、外の空気を中に取りいれるイメージで行いましょう。

 

他にも空気を綺麗にするための製品もありますので、オフィス環境を重要視される場合はご相談ください。

 

 

 

まとめ

オフィスを適温に維持することは仕事の効率化に繋がるのは明らかです。

 

少しの改善で快適なオフィスを手に入れられるならば、即座に改善しましょう。

 

最近は、温度以外にも外気の取り入れ等の空気の質にも注目されています。

 

 

空気の質は季節によっても異なります。同時に質を良くする対策も季節によってことなります。

 

一度オフィスの空調環境をみなおして快適なオフィスにしてください。

 



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